第三次安倍改造内閣、本格始動
-
7日、第3次安倍改造内閣が発足した。安倍晋三首相は、今回の内閣改造を「未来へ挑戦する内閣」と位置付けた。主要な政策目標は3つ。GDP600兆円、希望出生率1.8人(希望出生率とは、国民の希望がかなった場合の出生率)、介護離職者ゼロ、それぞれの目標達成のための政策を新たな3本の矢として力強く放つとしている。
7日に行われた記者会見で、安倍首相はこれまでどおり経済最優先を明言。アベノミクスの推進による雇用、所得の増加を目指すとしている。会見ではTPPにも言及し、「ピンチではなくチャンスにかえて若者が夢を持てる農業を実現するための改革を行っていく」と語った。
次いで現在1.4%にまで下がっている希望出生率と介護離職対策に触れた。現在、1.4程度となっている出生率を1.8にまで向上させると同時に、働き盛りの世代が介護の仕事をやめることがない社会をつくるとしている。少子高齢化対策については、年内にも対策第一弾を策定し実行に移す、と述べている。第3次安倍改造内閣の顔ぶれ
内閣総理大臣 安倍晋三
副総理・財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)・デフレ脱却大臣 麻生太郎
総務大臣 高市早苗
法務大臣 岩城光英
外務大臣 岸田文雄
文部科学大臣・教育再生担当 馳浩
厚生労働大臣 塩崎恭久
農林水産大臣 森山ひろし(ひろしはしめすへんに谷)
経済産業大臣・産業競争力担当・原子力経済被害担当・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構) 林幹雄
国土交通大臣・水循環政策担当 石井啓一
環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災) 丸川珠代
防衛大臣 中谷元
内閣官房長官・沖縄基地負担軽減担当 菅義偉
復興大臣・福島原発事故再生総括担当 高木毅
国家公安委員長・行政改革担当・国家公務員制度担当・内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全規制改革、防災) 河野太郎
内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、科学技術政策、宇宙政策)海洋政策・領土問題担当・情報通信技術(IT)政策担当・クールジャパン戦略担当 島尻安伊子
経済再生担当・社会保障・税一体改革担当・内閣府特命担当大臣(経済財政政策) 甘利明
一億総活躍担当・女性活躍担当・再チャレンジ担当・拉致問題担当・国土強靭化担当・内閣府特命担当大臣(少子化対策、男女共同参画) 加藤勝信
地方創生担当・内閣府特命担当大臣(国家戦略特別区域) 石破茂
東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当 遠藤利明
(敬称略)関連記事
2024年11月20日 12:302024年11月11日 13:002024年11月1日 10:172024年11月22日 15:302024年11月21日 13:002024年11月14日 10:252024年11月18日 18:02
最近の人気記事
おすすめ記事
まちかど風景
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す