福岡県の1月新設住宅着工 貸家以外は前年割れ
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国土交通省が2月29日に発表した2024年1月分の建築着工統計調査報告によると、福岡県の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比3.6%減の2,722戸となっていたことが分かった。
福岡県の1月着工を利用関係別にみると、持家(注文住宅)は同13.1%減の566戸、貸家(賃貸住宅)が同28.5%増の1,333戸、分譲住宅が同38.8%減の690戸であった。分譲住宅のうち、マンションは同57.9%減の253戸、一戸建は同18.9%減の425戸だった。
なお、1月の全国における総着工戸数は同7.5%減の5万8,849戸だった。このうち九州(沖縄を除く7県)の総着工戸数は同8.6%増の6,505戸。TSMCの第1工場が菊陽町に完成した熊本県では、全体着工戸数が同21.9%増の1,097戸となった。貸家が同54.8%増の551戸、分譲マンションが同183.1%増の184戸と牽引した。
【田中 直輝】
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