日銀政策運営正常化が進展する
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NetIB-NEWSでは、政治経済学者の植草一秀氏のメルマガ記事を抜粋して紹介する。今回は予想される日銀の政策修正について述べた3月17日付の記事を紹介する。
日本株価について以下のように予測を提示してきた。2023年は年初に上梓した『千載一遇の金融大波乱』(ビジネス社)(https://x.gd/8MnQp)の表紙帯に「日経平均3万6000円突破も!」と明記し、株価急騰を予測した。
昨年年初の株価は25,661円(大発会での日経平均株価安値)。「3万6,000円突破」の予測は奇異に見られた。
しかし、1年後の本年1月15日に日経平均株価は3万6,000円を突破。本年年初に上梓したのが
『資本主義の断末魔』(ビジネス社)(https://x.gd/xIij4)で表紙帯裏に「2024年、ついに日経平均史上最高値を更新か!」と明記。日経平均株価は2月22日に史上最高値を更新し、3月4日に4万円を突破した。
上記著書は月2回発行している会員制レポート『金利・為替・株価特報』=TRIレポート(https://uekusa-tri.co.jp/report-guide/)の年次版で1年の経済金融展望を記したもの。2013年版から刊行を始め、2024年版がシリーズ第11弾。月2回のTRIレポートでは昨年5月下旬に株価急騰後の「踊り場相場」への移行を予測した。
日経平均株価は5月から年末まで3万1,000円から3万4,000円の「踊り場相場」を形成した。昨年12月のレポートで「踊り場相場」を上方に抜けて「雲外蒼天相場」に移行すると予測。年明け後に予測通りの展開が示された。
このなかで、本年2月21日に執筆のTRIレポート=『金利・為替・株価特報』2024年2月26日号タイトルを「日経平均史上最高値更新後展開を考察する必要」として、「日経平均株価が史上最高値を更新する可能性は高いが、相場の波動、リズムを考えると、3万9,000円から4万円の水準で上値が重くなることを、慎重に想定する必要が出てくる。
35年ぶりの日経平均株価史上最高値は大きく報じられる。政府の金融投資推奨キャンペーンの影響もあり、強気一色のムードが広がることも考えられる。ここで思い起こすのが「人の行く裏に道あり花の山」の相場格言だ。
本誌は「人の完全な裏」の23年株価急騰を予測し、24年史上最高値更新を予測してきたが、今度は逆に世の中が強気に著しく傾き始めている。ここは少し冷静に観測することが求められる。」と記述。
※続きは3月17日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」「日銀政策運営正常化が進展する」で。
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