九州の地銀も4月から普通預金の金利引き上げへ
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日本銀行が19日にマイナス金利の解除を決定したことを受けて、各銀行が普通預金の金利引き上げを表明している。金利は一律でこれまでの0.001%から0.02%になる。都市銀行では三菱UFJ銀行が21日から引き上げたほか、みずほ銀行と三井住友銀行、りそな銀行は4月1日から引き上げを実施する。
九州の地銀でもふくおかフィナンシャルグループ(福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行)、西日本フィナンシャルホールディングス(西日本シティ銀行、長崎銀行)、九州フィナンシャルグループ(肥後銀行、鹿児島銀行)などが4月1日からの金利引き上げを明らかにしている。
各行では定期預金などその他一部の預金金利についても引き上げを行う予定としている。銀行が普通預金の金利を引き上げるのは日銀が最後に利上げを行った2007年以来、およそ17年ぶりとなる。
【田中 直輝】
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