2024年11月05日( 火 )

福岡県の2月新設住宅着工、全カテゴリーで前年割れ

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 国土交通省がこのほど発表した2024年2月分の建築着工統計調査報告によると、福岡県の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比14.8%減の2,623戸となっていたことが分かった。

 福岡県の2月着工を利用関係別にみると、持家(注文住宅)は同12.3%減の613戸、貸家(賃貸住宅)が同17.4%減の1,228戸、分譲住宅が同12.4%減の775戸であった。分譲住宅のうち、マンションは同7.2%減の310戸、一戸建は同15.6%減の465戸だった。

 なお、2月の全国における総着工戸数は同8.2%減の5万9,162戸だった。九州(沖縄を除く7県)の総着工戸数は同8.9%減の6,596戸。このうち、TSMCの半導体工場が完成した熊本県では、全体着工戸数が同26.2%増の1,292戸となった。とくに貸家が同75.8%増の909戸と牽引した。

【田中 直輝】

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