特定エリア・分野でトップシェアとなる重要性と効果
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不動産・住宅業界の成長をサポートするモリアゲアドバイザー・エンドラインの山本です。今回は、企業や製品の認知度を高めることの重要性について、お話しします。
認知度が高い企業や製品は、営業の成約率に直結します。たとえば、トヨタやUNIQLO(ユニクロ)のように、誰もが知るブランドはその最たる例です。当連載では、製品やサービスが特定の分野で「圧倒的一位」を獲得することの重要性を、何度も強調してきました。「世界一」「日本一」である必要はありませんが、特定の商品、地域、または業界でトップになることが重要です。
当社の例でいえば、「プロスポーツチームの会場装飾」や「企業説明会ブースの装飾」では高いシェアを獲得しており、とくにBリーグ会場装飾のシェアは27.1%と1位を誇っています。トップシェアになると、集客コスト削減をはじめ、多くのメリットがあります。口コミや紹介が増え、仕事が自然と流れてくるようになり、結果として案件数が増加します。
これを住宅・不動産業界に置き換えると、地域を絞ることで知名度を上げる戦略が効果的だといえるでしょう。また、単身者や学生に特化した物件だけを扱うことで、特定のニーズに応えることも1つの戦略でしょう。
特定の地域だけに、「のぼり旗」や「看板」を積極的に掲出していくことでも、競合他社に差をつけることができます。地域マーケティングにおいては、限られた地域に集中的に広告を出し、競合を追い出すことが重要です。
<プロフィール>
山本 啓一
(やまもと・けいいち)
1973年生まれ。大学に5年在学し中退。フリーターを1年経験後、福岡で2年ほど芸人生活を送る。漫才・コントを学び舞台や数回テレビに出るがまったく売れずに引退。27歳で初就職し、過酷な飛び込み営業を経験。努力の末、入社3年後には社内トップとなる売上高1億円を達成。2004年、31歳でエンドライン(株)を創業。わずか2年半で年商1億2,000万円の会社に成長させる。「エッジの効いたアナログ販促」と「成果が見えるメディアサービス」でリアル店舗をモリアゲる「モリアゲアドバイザー」として、福岡を中心として全国にサービス展開中。月刊誌 I・Bまちづくりに記事を書きませんか?
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