2024年12月23日( 月 )

トランスジェニック 24年3月期の連結業績予想を最終黒字に修正

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 24日、(株)トランスジェニック(本社:福岡市中央区、福永健司代表)は、2024年3月期の通期連結業績予想を上方修正することを発表した。

 発表によると、修正後の業績予想は、売上高は130億5,000万円(修正前:130億円)、営業利益は9,000万円(同5,000万円の赤字)、経常利益は9,500万円(同7,000万円の赤字)、当期純利益は500万円(同9,000万円の赤字)となり、赤字から黒字への転換予想となった。

 修正の理由について同社は、創薬支援事業において安評センターでの即戦力人員の補強と納期管理を徹底したことや、利益面では、円安傾向や商品調達コストの上昇を踏まえた価格改定が進んだことや、Eコマースを営む業態の子会社においても消費者の購買意欲に改善の動きが見られたことから、想定より粗利率が改善したことを挙げている。

 ちなみに、同社の23年3期の実績は、売上高は114億2,900万円、営業損益は2,500万円の赤字、経常利益は1億9,900万円、当期純損失は4億900万円となり、大幅な最終赤字だった。

【寺村朋輝】

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