2024年11月25日( 月 )

ヤマウHD、2024年3月期決算は増収増益 来期は減益予想

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 8日、ヤマウホールディングス(株)(本社:福岡市中央区、有田徹也代表)は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は197億4,500万円(前期比6.7%増)、営業利益は25億8,200万円(同29.3%増)、経常利益は26億4,700万円(同25.8%増)、当期純利益は17億3,700万円(同31.2%増)で、増収増益となった。

 主な決算要因としては、主力のコンクリート製品製造・販売事業において、セグメント売上高は94億3,100万円(同0.7%減)となったものの、資材・原材料等の販売価格への転嫁ならびに製造原価、一般管理費の削減等の結果、セグメント利益は13億8,100万円(同13.9%増)で増益となったことや、高架道路用伸縮装置の製造・販売・設置事業において、のれん償却後のセグメント利益が2億2,900万円(同629.8%増)となったことなどが増益に貢献した。

 また、熊本で発生した樋門ゲート補修工事時における海水流入事故に関しては、2,100万円を工事損失引当金に計上している。

 来期(25年3月期)の業績予想については、売上高は205億円(同3.8%増)、営業利益は24億5,000万円(同5.1%減)、経常利益は25億円(同5.6%減)、当期純利益は16億円(同7.1%減)で、増収減益を予想している。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事