2024年11月22日( 金 )

ヤマックス、2024年3月期決算 増収と大幅増益

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 9日、(株)ヤマックス(本社:熊本市中央区、茂森拓代表)は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は208億700万円(前期比15.4%増)、営業利益は18億2,400万円(同118.7%増)、経常利益は18億3,400万円(同120.9%増)、当期純利益は12億9,700万円(同139.9%増)で、増収と大幅増益となった。

 この期の業績は、COVID-19の影響緩和とインバウンド需要の回復、原材料価格の高騰によるコスト増にも関わらず、価格転嫁とコスト削減に成功した結果である。

 主な決算要因としては、主力となる土木用セメント製品事業において、大型案件の受注獲得に向けての技術提案力強化などにより、九州域内における大型案件や防衛省関連の情報収集に努めた結果、セグメントの売上高は163億1,600万円(同25.0%増)、セグメント利益は27億2,500万円(同95.4%増)と、増収と大幅な増益となったことが業績に貢献した。

 来期(25年3月期)の業績予想については、売上高は215億円(同3.3%増)、営業利益は20億円(同9.6%増)、経常利益は20億円(同9.0%増)、当期純利益は13億5,000万円(同4.1%増)で、引き続き増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

 

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