2024年11月23日( 土 )

平田機工、24年3月期は増収増益 自動車、半導体ともに好調

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 平田機工(株)(熊本市北区、平田雄一郎代表)は10日、2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は828億3,900万円(前期比5.6%増)、営業利益は60億4,700万円(同2.2%増)、経常利益は62億5,900万円(同7.9%増)、当期純利益は43億4,400万円(同1.7%増)と増収増益となった。

 増収増益の要因について、同社は電気自動車(EV)関連メーカーからの受注増とシリコンウェーハ搬送設備を中心とした半導体関連の原価率改善を挙げている。

 25年3月期の業績について、自動車関連と車載半導体市場の需要拡大が見込まれることから、売上高は1,000億円(同20.7%増)、営業利益は75億円(同24.0%増)、経常利益は73億円(同16.6%増)、当期純利益は47億円(同8.2%増)と増収増益を見込んでいる。

【茅野 雅弘】

関連キーワード

関連記事