2024年07月16日( 火 )

昭和鉄工、2024年3月期決算 全事業好調で大幅増益

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 10日、昭和鉄工(株)(本社:福岡県糟屋郡宇美町、日野宏昭代表)は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は135億1,500万円(前期比12.2%増)、営業利益は6億6,200万円(前期は営業損失6,300万円)、経常利益は8億3,200万円(前期比1,369.7%増)、当期純利益は10億4,800万円(同1,228.9%増)で、大幅増益となった。

 主な決算要因としては、全事業において好調だったものの、とくに機器装置事業において、空調機器のエアハンドリングユニットなどが旺盛な建設需要を背景に好調に推移した結果、セグメント売上高は73億4,100万円(同8.9%増)、セグメント営業利益は1億9,900万円(前年同期は営業損失3億3,100万円)となったことが挙げられる。また、サービスエンジニアリング事業においても、有料サービスが好調に推移したことにより、セグメント売上高は39億1,700万円(前期比16.1%増)、セグメント営業利益は4億1,300万円(同49.8%増)となったことなどが大きく貢献した。

 来期(25年3月期)の業績予想については、売上高は138億円(同期比2.1%増)、営業利益は6億7,000万円(同1.2%増)、経常利益は7億8,000万円(同6.3%減)、当期純利益は5億8,000万円(同44.7%減)を見込んでいる。

【寺村 朋輝】

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