2024年11月24日( 日 )

黒崎播磨、2024年3月期決算 売上利益ともに過去最高を更新

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 13日、黒崎播磨(株)(本社:福岡県北九州市、江川和宏代表)は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は1,770億2,900万円(前期比7.2%増)、営業利益は146億9,200万円(同31.5%増)、経常利益は163億8,900万円(同35.6%増)、当期純利益は124億1,600万円(同49.9%増)で、増収増益となった。

 主な決算要因としては、まず売り上げとしては、耐火物事業における原料・エネルギー価格などのコスト上昇分の販売価格転嫁を進めるとともに、インド事業の拡大や欧州を中心とする非鉄分野向け拡販などに取り組んだ結果、増収となり、また、利益面では、生産性向上や歩留まり改善ならびに、急激な円安進行にともなう営業外為替差益も加わったことによって増益となり、売上・利益ともに過去最高を更新した。

 来期(25年3月期)の業績予想については、売上高は1,780億円(同0.5%増)、営業利益は150億円(同2.1%増)、経常利益は150億円(同8.5%減)、当期純利益は118億円(同5.0%減)で、売上は横ばいも、営業利益はやや増を予想している。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事