Misumi、2024年3月期決算　減収も営業利益と最終利益は増益

　13日、（株）Misumi（本社：鹿児島市、平田慶介代表）は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は606億5,600万円（前期比4.9％減）、営業利益は8億600万円（同1.5％増）、経常利益は12億5,900万円（同2.6％減）、当期純利益は7億1,000万円（同5.5％増）で、減収も営業利益と最終利益は増益となった。

　主な決算要因としては、主力事業であるエネルギー部門において、LPガスの大口需要家向けの販売数量が減少したことなどにより減収したものの、採算販売を重視した営業活動の結果、営業利益は増益、また、前期に計上した減損損失（特別損失）の減少などにより今期最終利益は増益となった。

　来期（25年3月期）の業績予想については、売上高は638億5,500万円（同5.3％増）、営業利益は11億6,200万円（同44.2％増）、経常利益は15億9,100万円（同26.3％増）、当期純利益は8億7,800万円（同23.7％増）で、増収増益を予想している。

【寺村　朋輝】