2024年12月23日( 月 )

はせがわの24年3月期 仏壇仏具などの販売減で減収減益

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 (株)はせがわ(本社:福岡市博多区、新貝三四郎代表)は15日、2024年3月期の決算(非連結)を発表した。それによると売上高は前期比1.4%減の213億円、営業利益は同8.8%減の16億1,200万円、経常利益は同7.6%減の16億3,800万円、当期純利益は同8.2%減の10億5,900万円となった。主力の仏壇仏具・墓石事業における販売量減少が、減収減益の主たる要因となっている。

 セグメント別に見ると、仏壇仏具・墓石事業の仏壇仏具は、東日本地区と西日本地区ともに販売単価が向上したものの、販売基数が減少し、売上高は150億8,000万円(同2.1%減)、墓石も販売基数が減少し、売上高は44億6,000万円(同3.3%減)にとどまった。

 屋内墓苑については、リスティング広告などデジタルを活用した販売促進活動を積極的に行ったが、売上高は5億6,200万円(同1.4%減)となった。

 飲食・食品・雑貨事業は、法事シーンを中心とした食のギフトの販売が順調に推移し、売上高は2億3,600万円(同112.7%増)。その他事業は9億6,100万円(同5.9%増)となった。

 25年期の業績については売上高225億円(前期比5.6%増)、営業利益12億5,000万円(同22.5%減)、経常利益12億円(同26.7%減)、当期純利益8億円(同24.5%減)としている。

【田中直輝】

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