2024年12月23日( 月 )

ベガコーポレーションの24年3月期 販管費低減により増益

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 (株)ベガコーポレーション(本社:福岡市博多区、浮城智和代表)は15日、2024年3月期の決算(非連結)を発表した。それによると売上高は前期比5.4%減の160億6,300万円、営業利益は同128.1%増の7億7,100万円、経常利益は同116.7%増の7億9,000万円、当期純利益は同227.4%増の3億9,400万円となった。

 創業以来、LOWYA(ロウヤ)旗艦店(自社サイト)、大手ECモール内店舗のネット専業で事業を展開していたが、24年期はネットとリアルを融合した事業モデルへ転換。実店舗を福岡市、大阪市、名古屋市に開業し、販売拡大に努めた。

 一方、収益面では急激な円安進行による原価率上昇の影響を受けたが、マーケティングコストの削減、在庫適正化や適正配送による在庫圧縮、配送費、人件費、固定費の削減に取り組んだ結果、販売管理費率の改善が実現し、増益を達成した。

 25年3月期の業績予想については売上高170億円(前期比5.8%増)、営業利益12億円(同55.5%増)、経常利益12億円(同51.8%増)、当期純利益7億2,000万円(同82.6%増)としている。

【田中直輝】

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