大阪シーリング印刷、下請法違反で公取委から勧告
-
-
19日、公正取引委員会は大阪シーリング印刷(株)(本社:大阪市天王寺区、松口正代表)に対し、下請代金支払遅延等防止法(下請法)に違反する行為が認められたとして、同法に基づく勧告を行った。
公取委によると、同社は食品製造業者などから製造を請け負う食品容器に貼付するラベル、パッケージ等のデザイン作成を下請事業者に委託していたが、受領後の検査で問題がないとされたデザインについて、自社の顧客である食品製造業者などからやり直しの依頼があったことを理由として、2022年4月から23年10月までの間に、合計2万4,600回のデザインのやり直しを無償で行わせていた。この結果、36名の下請事業者の利益が不当に害されていた。
この行為について、公取委は下請法に違反する行為とみなし勧告を行った。
すでに大阪シーリング印刷は、24年5月20日に、これらのやり直しによる費用として総額984万円を下請事業者に支払っている。
【寺村朋輝】
法人名
関連キーワード
関連記事
2025年2月25日 13:402025年2月21日 15:302025年2月20日 13:002025年3月6日 12:002025年2月26日 13:302025年2月6日 11:002025年1月24日 18:10
最近の人気記事
2025年3月3日 16:30
2025年3月7日 15:00
2025年3月6日 17:15
2025年2月28日 14:00
2025年2月26日 10:20
まちかど風景
2025年2月13日 16:30
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す