2024年11月05日( 火 )

福岡県の5月全体住宅着工2カ月連続増 マンションの増加で

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 国土交通省が6月28日に発表した2024年5月分の建築着工統計調査報告によると、福岡県の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比2.0%増の2,868戸となっていたことがわかった。県全体の着工数が前年同月を上回ったのは2カ月連続となった。

 福岡県の5月着工数を利用関係別にみると、持家(注文住宅)は同4.2%増の549戸、貸家(賃貸住宅)が同13.2%減の1,373戸、分譲住宅が同34.1%増の940戸であった。分譲住宅のうち、マンションが同121.1%増の535戸、一戸建は同12.4%減の402戸だった。

 5月の全国における総着工戸数は同5.3%減の6万5,882戸で、前月の増加から再び減少に転じた。九州(沖縄を除く7県)の総着工戸数は同10.3%減の5,996戸で、これも前月の増加から減少に転じた。

【田中直輝】

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