2024年12月23日( 月 )

ヤマシタヘルスケアHD、24年5月期決算 増収増益

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 7月12日、ヤマシタヘルスケアホールディングス(株)(本社:福岡市博多区、山下尚登代表)は2024年5月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は615億5,500万円(前期比5.8%増)、営業利益は9億6,700万円(同16.3%減)、経常利益は10億2,000万円(同15.4%減)、当期純利益は5億8,000万円(同164.9%増)で、増収増益となった。

 今期決算の要因として、中核事業である医療機器販売業において、前年度末からの需要等の影響にともなって検査用機器等の設備投資需要が前年同期よりも増加したことや、検査・手術件数の回復により診療材料等の医療機器消耗品の売上が回復・増加したことと、23年12月に(株)鹿児島オルソ・メディカルを連結子会社化したことが増収に貢献したとしている。また、利益面では、原材料価格の高止まりや、円安進行によるコスト上昇分の一定程度について販売価格への反映を進めたことなどが功を奏したとしている。

 来期(25年5月期)の業績予想については、売上高は673億1,900万円(前期比9.4%増)、営業利益は7億7,100万円(同20.2%減)、経常利益は8億2,100万円(同19.5%減)、当期純利益は5億900万円(同12.2%減)で、増収減益を予想している

【寺村朋輝】

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