EPサポート　労働者3名への1カ月分の最低賃金不払で書類送検

　19日、福岡労働局は、福岡中央労働基準監督署が（株）EPサポート（本社：福岡市博多区）と同社代表取締役を、最低賃金法違反の疑いで福岡地方検察庁に書類送検したことを発表した。

　発表によると同社は労働者3名に対し、2023年5月1日～5月31日までの1カ月分の定期賃金（合計約60万円）をそれぞれ各所定支払日に支払わなかったとされる。最低賃金法では、労働者に対し、最低賃金額以上の賃金を支払わなければならないことが規定されている。当時の福岡県最低賃金は時間額900円以上。

　なお、同社は23年7月31日で事実上、事業を停止している。

【寺村朋輝】