2024年11月05日( 火 )

福岡県の6月新設着工は2カ月ぶりに前年同月割れ

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 国土交通省が7月31日に発表した2024年6月分の建築着工統計調査報告によると、福岡県の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比27.2%減の2,587戸となっていたことがわかった。県全体の着工数が前年同月を下回ったのは2カ月ぶり。

 福岡県の6月着工数を利用関係別にみると、全てのカテゴリーで減少していた。

 内訳は持家(注文住宅)は同17.3%減の622戸、貸家(賃貸住宅)が同20.9%減の1,374戸、分譲住宅が同45.2%減の584戸であった。分譲住宅のうち、マンションが同63.3%減の212戸、一戸建は同23.8%減の372戸だった。

 なお、6月の全国における総着工戸数は同6.7%減の6万6,285戸で、2カ月連続の減少。九州(沖縄を除く7県)の総着工戸数は同8.0%減の7,064戸で、こちらも2カ月連続の減少となった。

【田中直輝】

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