11月２日、鹿島建設(株)（本社：東京都港区、中村満義代表取締役）は、2015年５月に公表した16年３月期の業績予想を修正したと発表した。
それによると、同社は、16年３月期の連結業績予想の売上高は、前回予想の2.9％減の1兆7000億円、営業利益は前回の予想の42.5％増の570億円、経常利益は前回予想の44.2％増の620億円、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回の予想の60％増の400億円とした。
一方、個別業績予想は、売上高は前回予想の0.9%増の1兆1400億円、営業利益は前回予想の52.2％増の350億円、経常利益は前回予想の59.1％増の350億円、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回予想の66.7％増の200億円となった。
同社は、個別業績予想の修正理由について、建設事業の利益率向上とし、連結業績予想は、それに加えて国内外の関係会社の業績も堅調に推移したことを理由にあげている。
【川元 浩明】
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