予告編公開 ガザ出身医師ドキュメンタリー『私は憎まない』
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映画の配給・宣伝・制作を手がけるユナイテッドピープル(株)(福岡県糸島市、関根健次代表)からのニュースレター「ユナイテッドピープル通信」の一部を抜粋して紹介する。
3人の愛娘を殺されてもなお共存の可能性を信じ、ヒューマニティに基づき行動するガザ地区出身の医師、アブラエーシュ博士に迫るドキュメンタリー、『私は憎まない』。アブラエーシュ博士のすべての人の平等、正義、自由を求める勇気と決意ある行動を伝えるドキュメンタリーです。
10月4日(金)アップリンク吉祥寺 ほかにて全国順次ロードショーとなりますが、予告編を公開しました。
ガザ地区の難民キャンプという貧困地域で生まれ育ったガザ出身医師、アブラエーシュ博士が苦労してイスラエルで働くパレスチナ人初の医師になったものの、イスラエル軍の攻撃で3人の娘を失います。しかし、それでも平和的な共存を訴える姿を、ぜひご覧ください。
また、本日から、本作の上映者の募集開始をいたします。劇場公開予定のない地域にて、10月4日以後、上映会の開催が可能です(立地によっては上映可能な場合あり)。
10月7日で昨年始まったハマス・イスラエル戦争から1年。ぜひ、本作の上映をご検討ください。また、お近くに公開劇場がある方は劇場でご覧ください。
※1日ライセンスのみ ※年間ライセンス対象外▼劇場上映スケジュールはこちら
https://unitedpeople.jp/ishall/scr▼上映会開催お申込みはこちら
https://www.cinemo.info/132j「医療でイスラエルとパレスチナの分断に橋を架ける」
ガザ地区の貧困地域、ジャバリア難民キャンプ出身の医師で、パレスチナ人としてイスラエルの病院で働く初の医師となったイゼルディン・アブラエーシュ博士は産婦人科でイスラエル人とパレスチナ人両方の赤ちゃんの誕生に携わってきた。「ユダヤ教徒、イスラム教徒、キリスト教徒の赤ちゃんの違いは?みんな同じく生まれたての赤ちゃんだ」と、共存が可能であることを自らの医療で体現してきた。彼は、ガザからイスラエルの病院に通いながら、病院で命が平等なように、外の世界でも同じく人々は平等であるべきだと、分断に医療で橋を架けようとする。しかし、両者の共存を誰よりも望んできた彼の赦しと和解の精神が、究極の試練に晒される。
「暴力に暴力で対処しても問題は解決しない」
2009年1月、アブラエーシュ博士の自宅がイスラエル軍の戦車の砲撃を受け、3人の娘と姪が殺害されてしまうという悲劇が彼を襲う。砲撃直後、博士の涙の叫びの肉声はイスラエルのテレビ局が生放送し、イスラエル中に衝撃とともに伝わった。翌日、テレビカメラの前で、博士は突然憎しみではなく、共存について語り出す。その後、正義を求めてイスラエル政府を訴え、娘の死の責任を追求するも、決して復讐心や憎しみをもたない彼の赦しと和解の精神は、世界中の人々に感動を与え、数え切れないほどの賞を受賞し、“中東のガンジー、マンデラ、キング牧師”とも呼ばれる存在となる。自伝『それでも、私は憎まない』は世界的ベストセラーとなった。しかし、2023年10月7日のハマスのイスラエルへの攻撃、それ以降のガザへの攻撃を経て、彼の信念は再び試されることになる。
法人名
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