フォーシーズHD、太陽光発電設置に関するコンサルティング業務で土地利用権取得

　29日、（株）フォーシーズHD（本社：福岡市中央区、寺田智美代表）は、関東エリアの太陽光発電所2件の土地利用権を購入することを発表した。同社は、この購入が完了した後、これらの土地利用権を売却することを目的としている。

　発表によると、同社が取得するのは発電容量DC約0.9MWおよびDC約1.0MWの太陽光発電所2件の土地利用権。いずれも、本年8月30日付で売買契約が締結される予定だが、取得先や取得価格については、守秘義務に基づき公表されていない。

　今後の予定について、DC約0.9MWの太陽光発電所に関しては、24年10月下旬頃に太陽光発電所開発業者と土地利用権の売買契約を締結し、その後、工事・設備の完工や配電設備の連系を経て、25年4月末に引き渡しを予定している。DC約1.0MWの太陽光発電所についても同様の手順が進められ、26年6月末の引き渡しを目指す。

　同社はこれら2件の発電所の土地利用権を売却することを通じて、太陽光発電設置に関するコンサルティング業務を行う予定であり、今後の売却先が決定次第、同社の売上および利益に関する情報を速やかに公表するとしている。

【寺村朋輝】