2024年11月07日( 木 )

三井ハイテック、25年1月期中間決算は増収減益 通期も同予想

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 10日、(株)三井ハイテック(本社:北九州市八幡西区、三井康誠代表)は2025年1月期第2四半期の連結決算を発表した。それによると、売上高は1,039億6,900万円(前年同期比11.1%増)、営業利益は78億5,000万円(同6.9%減)、経常利益は94億3,100万円(同12.2%減)、当期純利益は70億7,500万円(同8.2%減)で、増収減益となった。

 今期の決算では、電動車向けモーターコアの堅調な需要や省資源・省エネルギー製品の受注拡大が寄与したものの、原材料高騰や先行投資によるコスト増加が利益を圧迫した。また、半導体業界の最終需要回復の遅れも影響した。

 通期(25年1月期)の業績予想については、売上高は2,140億円(同9.2%増)、営業利益は130億円(同28.3%減)、経常利益は135億円(同37.9%減)、当期純利益は95億円(同38.9%減)で、増収減益を予想している。

【寺村朋輝】

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