2024年12月27日( 金 )

領空侵犯のロシア軍機に、航空自衛隊が火炎弾で警告~政府はロシア側に抗議

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 防衛省は23日午後、ロシア軍の哨戒機1機が、北海道・礼文島付近の領空を侵犯したことを発表した。

 航空自衛隊の戦闘機がスクランブル(緊急発進)して対応し、領空侵犯を行ったロシア機に対して、航空自衛隊の戦闘機がフレア(火炎弾)で警告したという。

 領空侵犯で火炎弾を使用するのは初めてという。政府はロシア側に対して外交ルートを通じて厳重に抗議した。

 林芳正官房長官は「領空侵犯は極めて遺憾だ」と述べたうえで「政府として我が国周辺空域でのロシアの軍事動向に強い関心をもって注視し、警戒監視に万全を期していく」として「官邸に『情報連絡室』を設置し、関係省庁で連携して対応している」ことを表明した。

【近藤将勝】

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