2024年12月23日( 月 )

絶え間ない革新で常に時代の最先端を走り、芸術・福祉・教育に伴走し続けるデベロッパー

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コンダクト(株)

新たなビジネスを切り拓くデベロッパーの先駆け

コンダクト(株) 和田克之代表
和田克之代表

    コンダクト(株)は本年11月に設立30周年を迎える。設立以来、代表の和田克之氏は、同業他社とは違う独創性にあふれた一手を常に模索し、地場の先駆けとなるウィークリーマンション開発や、中古マンション・不動産の再生ビジネスで時代を先取りし続けてきた。

 産学連携にも積極的に取り組んでいる。九州大学と連携した大分県下最大級のニュータウン「新・京が丘」の開発や、今年5月に沖縄県那覇市にオープンした「牧志下町屋台村」におけるアートデザインと知財活用での地元国公立大学との提携などがその代表的な事業だ。

新・京が丘
新・京が丘

社内のアート環境でリベラルアーツ教育

 30周年を記念して、本社オフィスビルの2階にアートギャラリーを準備中だ。展示されるのは、久留米市出身の彫刻家・故富松孝侑氏の木彫刻コレクションと、九州大学から委託された絵本とかつて学舎で100年利用された家具をリペア。これらを利用したギャラリーは、来客時はサロンスペースとして感性が可視化された場を醸し出す。

木彫刻(富松孝侑作)
木彫刻(富松孝侑作)

    和田氏には、社内アートを通して、対外的に同社の挑戦的な姿勢を発信するばかりでなく、イノベーションに挑戦し続ける気風を社員にも伝え、リベラルアーツを高めて社員の好奇心を引き出そうという狙いがある。挑戦する社員が増えれば会社の利益にもつながる。そのための柔軟な思考と広い知識を持つ人材の育成を目指す。

 他方で和田氏は、経営困難に陥った社会福祉法人の再建を個人的に引き受け、障がい者を自社ビルの清掃員として雇用している。このような試みの根底にあるのは、「常に新しいこと、ワクワクすることをやっているそんな会社であり続けたい」という和田氏の強いパーパスだ。

 常にイノベーションによって革新・挑戦する同社は、2030年に総資産を500億円まで拡大することを目標に、「らしさ」にこだわるデベロッパーとして進化を続ける。


<COMPANY INFORMATION>
代 表:和田克之
所在地:北九州市小倉北区浅野2-17-38
設 立:1994年11月
資本金:4億6,713万円
TEL:093-513-3338
URL:https://www.e-conduct.co.jp

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