2024年12月23日( 月 )

【福岡9区】無所属・緒方氏、小選挙区での当選確実

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 北九州市八幡西区などを選挙区にもつ福岡9区は、県内11選挙区で唯一、無所属候補が勝利した。当選を確実にしたのは、2017年の選挙の前まで民進党福岡県連代表を務めた緒方林太郎氏。

 今回の選挙では、北九州市における議席奪還を目指す自民党県連と9区支部が公募や党員投票を行い、参議院議員・大家敏志氏が選出されたが、中選挙区時代、9区を含むエリアを地盤とした麻生太郎氏の反対にあい、鞍替えは認められなかった。そのため自民公認が不在の選挙区となり、北九州市元市議で、市長選で党と別の候補を支援し除名された三原朝利氏や共産党などの候補者が乱立するなか、保守系からリベラル系まで幅広く支持を集めた緒方氏が優位に選挙戦を進めた。

 緒方氏は県立東筑高校を経て東京大学法学部入学。在学中に最年少で外交官試験に合格、同大を中退して外務省入省。2009年の衆院選で初当選した。

関連キーワード

関連記事