【福岡10区】立憲・城井氏、小選挙区での当選確実
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北九州市小倉北区などが選挙区の福岡10区は、立憲民主党前職の城井崇氏が当選を確実にした。福岡10区は、5選を目指す城井氏に、元県議の自民新人や元北九州市議で自民を除名となった無所属新人らが挑む保守分裂の構図となったが、城井氏は、野党支持層だけでなく、自民党派閥の裏金問題などから保守層にも食い込んで、再選をはたした。
城井氏は「党派を超えた多くの皆さまに私の背中をそっと押していただき、今日の結果を本当にありがたく噛み締めています。国民生活を豊かにしていくため、地元・北九州の発展のために、この大きなうねりを、本当の意味で日本の政治を良くしていく、変えていく、私自身がど真ん中の担い手として頑張っていきたいと思います」と5期目への決意を語った。
2021年の前回選挙に続き、自民は北九州市内の福岡9区(八幡西区など)と10区両方の議席を失った。
城井氏は北九州市門司区出身。県立門司高校(現・門司学園中高)を経て京都大学総合人間学部卒業。松下政経塾を経て、民主党代表などを務めた前原誠司氏の秘書となった。初当選は03年で、21年の衆院選では自民の大臣経験者・山本幸三氏に小選挙区で勝利した。
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