2024年12月04日( 水 )

嬉野市の新庁舎建設、松尾・黒木特定JVが落札

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 嬉野市(佐賀)発注の「嬉野市新庁舎建設工事」を、松尾建設(株)を筆頭とする松尾・黒木特定JVが35億7,000万円(税別)で落札した。入札には同特定JVのほか、佐藤工業・中野建設特定JVも参加していた。九鉄・上滝特定JVも参加予定だったが、辞退した。

 嬉野市庁舎は1962年に建設され、すでに築60年以上が経過していることから、老朽化や時勢に応じたバリアフリー化などへの対応が急務となっていた。市はこうした現状を受け、2022年8月、嬉野市新庁舎建設検討委員会を設置。以降、新庁舎建設の実現に向けて事業手法などの検討を続けていた。

 計画されている新庁舎の概要は、S造地上4階建て、延床面積約5,760m2。庁舎本体のほか、駐車場整備(139台)や再生エネルギーを活用するZEB Readyの導入など、総事業費は50億円超が見込まれている。

嬉野市新庁舎外観イメージ
嬉野市新庁舎外観イメージ

【代源太朗】

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