福岡県の11月新設住宅着工 「分譲」が低調
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国土交通省が発表した2024年11月分の建築着工統計調査報告によると、福岡県の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比4.3%減の2,968戸となっていたことがわかった。県全体の着工数は低水準が続いており、10月には前年同月を上回ったが、11月に再び減少となった。
福岡県の11月の着工数を利用関係別にみると、持家(注文住宅)が同7.9%増の697戸、貸家(賃貸住宅)が同1.8%増の1,489戸、分譲住宅が同21.3%減の773戸であった。分譲住宅のうち、マンションが同23.7%減の373戸、一戸建は同18.9%減の400戸だった。
なお、11月の全国における総着工戸数は同1.8%減の6万5,037戸で、7カ月連続の減少となった。持家は底を打った気配だが、とくに一戸建は減速感が強まっている印象だ。なお、九州(沖縄を除く7県)の総着工戸数は同0.8%増の6,973戸で、2カ月連続の増加となった。
【田中直輝】
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