ヤマシタヘルスケアHD、25年5月期中間決算 増収減益
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14日、ヤマシタヘルスケアホールディングス(株)(本社:福岡市博多区、山下尚登代表)は2025年5月期の連結中間決算を発表した。それによると、売上高は313億6,200万円(前年同期比8.5%増)、営業利益は5億2,200万円(同15.6%減)、経常利益は5億5,200万円(同14.4%減)、四半期純利益は3億3,800万円(同29.5%減)で、増収減益となった。
決算要因としては、医療機器販売業において放射線機器などの設備投資需要の増加や、検査・手術件数の増加による医療機器消耗品の需要増加、さらに23年12月に鹿児島オルソ・メディカルの連結子会社化が寄与し、売上高は増加した。一方、賃上げによる人件費や物流コストの上昇、マイクロソニック(株)における研究開発費の増加が利益を圧迫した。
通期(26年5月期)の業績予想については、売上高は673億1,900万円(前期比9.4%増)、営業利益は7億7,100万円(同20.2%減)、経常利益は8億2,100万円(同19.5%減)、当期純利益は5億900万円(同12.2%減)で、増収減益を予想している。
【寺村朋輝】
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