2025年01月15日( 水 )

室町ケミカル、2025年5月期中間決算 増収増益

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 14日、室町ケミカル(株)(本社:福岡県大牟田市、青木淳一代表)は2025年5月期第2四半期の非連結決算を発表した。それによると、売上高は29億6,500万円(前年同期比1.8%増)、営業利益は1億5,400万円(同34.0%増)、経常利益は1億7,100万円(同55.4%増)、中間純利益は1億2,000万円(同29.5%増)で、増収増益となった。

 決算要因としては、健康食品事業における新規大型OEM案件の売上伸長が主因となり、工場稼働率の向上や販売価格の見直しによる原価率の改善が進んだことや、化学品事業では主力製品であるイオン交換樹脂の売上が大幅に増加したことなどが業績を押し上げた。また、医薬品事業においては主力の抗てんかん薬用原薬の競争激化による売上減少があったものの、全体的に堅調な成長を見せた。

 通期(26年5月期)の業績予想については、売上高は67億円(前期比5.2%増)、営業利益は4億5,000万円(同6.7%増)、経常利益は4億3,000万円(同0.4%増)、当期純利益は3億円(同9.1%減)で、増収減益を予想している。

【岩本願】

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