アクシーズ、25年6月期中間決算は増収減益も、通期は減収予想

　24日、（株）アクシーズ（本社：鹿児島市、伊地知高正代表）は2025年6月期中間の連結決算を発表した。それによると、売上高は129億3,600万円（前期比1.0％増）、営業利益は8億1,300万円（同9.6％減）、経常利益は8億4,400万円（同20.7％減）、四半期純利益は8億3,500万円（同12.9％増）で、増収も営業利益で減益となった。

　決算要因としては、主要取引先向け販売の堅調さにより売上高が前年同期比で増加したものの、主要製造コストである飼料原料費や人件費の上昇が続き、設備投資の実施による減価償却費が増加したことが利益の減少につながった。また、外食事業では、販売単価の上昇や新店舗の出店が売上高増加に寄与したが、人件費の上昇が利益を圧迫した。

　通期の業績予想については、売上高は255億円（前期比1.3％減）、営業利益は10億円（同36.3％減）、経常利益は11億円（同38.2％減）、当期純利益は10億円（同19.3％減）で、減収減益を予想している。

【寺村朋輝】