中国の航空会社が相次ぎ日本行きの路線を増便
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日中両国で入国ビザの条件が緩和されたなか、中国では移動のピークとなる春節を前に航空会社が相次ぎ日本行きの便数拡大を発表した。
海南航空は2025年1月7日から、深センの宝安国際空港と大阪とを結ぶ路線を開通させた。この日は第1便となるHU713便が運航されており、同社にとって北京─大阪路線に次ぐ2本目の大阪直行便となる。
中国南方航空は、2025年2月11日から深セン-成田便の運航を再開する。機体はエアバスのA321neoで、週3往復の運航予定である。
吉祥航空は1月16日に成田─無錫の直行便の運航を再開したほか、1月20日には福岡と上海の浦東の直行便も再開した。
中国東方航空は2025年第1四半期のダイヤで、週7往復だった上海浦東-沖縄便を1月1日から週10往復に増発しており、さらに1月15日から北京の大興空港と大阪の関西空港の便をそれまでの1日1往復から2往復に増便、さらに浦東-静岡便も1月20日から週4往復体制に増発した。
春秋航空も同じく日本行きの便数を拡大する。浦東-沖縄便は1月14日~2月17日、それまでの週4往復から週7往復とし、浦東-大阪関空便を1月14日から毎日1往復増やして1日8往復に、さらに石家荘-成田便は1月20日~2月17日、週に2往復増やして週4往復体制とする。
中国国際航空は、2025年1月21日から杭州-成田便を週に3往復増やして7往復とし、 A321およびA330-300を運航させる。
香港エクスプレス(HK Express)も、成田-香港便の運航本数を2025年1月25日から増発した。
中国は2024年11月に、日本からの渡航者へのビザ免除策を再開した。一方で日本も、岩屋毅外務大臣が北京訪問中の12月25日に、有効期間10年間の旅行ビザの新設や団体旅行ビザの滞在日数の15日間から30日間への延長など、中国人に対するビザの条件緩和策を発表している。
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