はせがわ、連結決算へ移行と、個別業績予想の下方修正を発表

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 仏壇・仏具事業を展開する(株)はせがわ(本社:福岡市博多区、新貝三四郎代表)は、2025年3月期第3四半期より連結決算に移行することを発表した。これにともない、同社は25年3月期の連結業績予想を公表するとともに、個別業績予想の修正を行った。

 同社は24年10月1日付で、(株)八木研が保有する仏壇・仏具事業を会社分割(吸収分割)により承継させた(株)現代仏壇の株式を取得し、子会社化した。この影響により、25年3月期第3四半期から連結決算へ移行する。

 公表された25年3月期の連結業績予想によると、通期の売上高は213億円、営業利益は8億8,000万円、経常利益は9億3,000万円、親会社株主に帰属する当期純利益は6億9,000万円となる見通しだ。

 また、個別業績予想については、当初発表されていた予想値から下方修正された。売上高は従来の225億円から205億円に減少し、営業利益は12億5,000万円から8億8,000万円、経常利益は12億円から9億3,000万円、当期純利益も8億円から6億7,000万円に減少した。

 業績予想の修正理由について、同社は「仏壇・仏具事業および墓石事業の売上が当初計画を下回る推移となったため」と説明。売上総利益の減少に対応するため販売費および一般管理費の効率化を進めたものの、十分な補てんには至らなかったことが影響したとしたという。

【寺村朋輝】

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