西部技研、24年12月期決算 増収減益

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 14日、(株)西部技研(本社:福岡県古賀市、隈扶三郎代表)は2024年12月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は320億6,900万円(前期比11.6%増)、営業利益は40億3,000万円(同6.2%減)、経常利益は41億9,000万円(同3.9%減)、当期純利益は33億3,600万円(同2.8%減)で、増収減益となった。

 決算要因としては、中国経済の停滞により中国向けデシカント除湿機の売上が大幅に減少したものの、国内を中心に欧州、アジア、北米でのデシカント除湿機販売が伸びたことが売上増加につながった。一方、利益面では中国向けの売上減少にともなう売上総利益の減少が響いたことが、減益の主因となった。

 来期(25年12月期)の業績予想については、売上高は346億3,200万円(前期比8.0%増)、営業利益は35億5,200万円(同11.9%減)、経常利益は36億3,000万円(同13.4%減)、当期純利益は31億1,100万円(同6.7%減)で、増収減益を予想している。

【寺村朋輝】

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