【経済事件簿】続報2・破産手続中に当たった宝くじ ロト7の当選金9億円は誰のものか

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 昨年、福岡地裁で進行中の奇妙な訴訟を取り上げた。破産手続中の元弁護士が高額宝くじに当選し、その当選金9億円をめぐって争われている事件だ。新得財産なので債権者に支払う義務がないとして当選金を守りたい元弁護士と、どうにか債権者の配当原資に組み込みたい破産管財人との攻防である。この訴訟は和解で終結したが、今年に入り、この元弁護士をめぐる新たな訴訟が勃発した。弁護士業を廃業し、(株)通販王国の代表となった元弁護士が、その地位を不当な手続きで取得したのではないかと争われているのだ。当選金9億円をめぐる第2ラウンドともいえるこの訴訟は、いったいどのような結末を迎えるのだろうか。

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