三井ハイテック、25年1月期の決算発表 増収減益

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 11日、(株)三井ハイテック(本社:北九州市八幡西区、三井康誠代表)は25年1月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は2,148億9,000万円(前期比9.7%増)、営業利益は160億1,700万円(同11.6%減)、経常利益は169億4,300万円(同22.0%減)、当期純利益は122億1,900万円(同21.4%減)で、増収減益となった。

 決算要因としては、自動車業界において電動車関連の需要が堅調に推移し、電機部品事業の売上が好調だったことが主な要因となった。一方で、半導体業界の需要回復の遅れや主要原材料価格高騰の影響で電子部品事業が低迷したことや、外貨建て金融資産の為替差益が減少したことが減益の主因となった。

 来期(26年1月期)の業績予想については、売上高は2,300億円(前期比7.0%増)、営業利益は130億円(同18.8%減)、経常利益は125億円(同26.2%減)、当期純利益は90億円(同26.3%減)で、増収減益を予想している。

【寺村朋輝】

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