イフジ産業、通期業績予想を上方修正 液卵事業の好調続く

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 イフジ産業(株)(粕屋町)は2025年3月期の通期連結業績予想の上方修正を発表した。

 発表によると、2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高が前回予想比2.7%増の253億1,300万円、営業利益が19.4%増の30億6,700万円、経常利益が21.6%増の31億1,500万円、当期純利益は26.1%増の21億7,200万円とした。個別業績予想でも、売上高は234億5,600万円(前回予想比2.6%増)、経常利益は28億9,400万円(19.0%増)、当期純利益は20億900万円(23.4%増)といずれも上方修正された。

 なお、前期(24年3月期)の連結業績は売上高245億300万円、営業利益17億6,600万円、経常利益18億900万円、当期純利益15億9,700万円だったため、今回の修正により、11期連続の増益、6期連続の最高益更新が見込まれている。

 業績予想修正の理由として同社は、主力の液卵事業が第3四半期累計期間において過去最高の販売数量を記録しその後も好調に推移していることや、調味料事業を展開する日本化工食品(株)および、24年に新たに連結子会社となったHORIZON FARMS(株)の業績が順調に推移していることが利益の押し上げ要因となったとしている。

【寺村朋輝】

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