今宿野外活動センターのリニューアル、優先交渉権者にイーストG

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 福岡市は19日、公募していた「今宿野外活動センターリニューアル事業」の選定結果を公表した。優先交渉権者には、(株)イースト(東京都千代田区)を代表とする、今宿パークデザインコンソーシアムグループが選定された。なお、(株)合人社計画研究所を代表とするIMAJUKU NEXTグループは辞退した。優先交渉権者の提案内容については、後日公表予定となっている。両グループの構成は以下の通り。

【今宿パークデザインコンソーシアムグループ】

【IMAJUKU NEXTグループ】

 今宿野外活動センター(福岡市西区今宿上ノ原217-2)は、野外活動や自然教育などを通じて、市民の心身の健全な発達と豊かで潤いのある生活形成に寄与することを目的として誕生した。一方で、1972年の開設から50年以上が経過しており、各施設の老朽化や機能の陳腐化などへの対応が不可欠となっていた。

 市ではこうした課題の解決と維持管理に係る財政負担の軽減を目指し、民間事業者のノウハウと資金を活用したリニューアルの実施を決定。自然体験機能の拡充や新たな魅力創出を担える事業者を公募していた。

現在の今宿野外活動センター施設案内図 同センターHPより
現在の今宿野外活動センター施設案内図 同センターHPより
求める機能と配置例 市公表資料より
求める機能と配置例 市公表資料より

 市は今後のスケジュールとして、2025~26年度の設計・工事、27年3月のリニューアルオープンを予定している。

【代源太朗】

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