東京地裁、旧統一教会に解散命令も 即時抗告で長期化か

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 25日、東京地裁は世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)に対して、宗教法人法に基づく解散命令を出した。

 解散命令は文部科学省が地裁に請求していたもの。過去に法令違反による解散命令は、1996年にオウム真理教、2002年に和歌山県の明覚寺に対して出されており、今回で3例目となる。過去の2回は刑事事件を根拠としたもので、民法上の不法行為を根拠とする解散命令としては今回で初めてとなる。

 旧・統一教会側は東京高裁に即時抗告すると見られ、最高裁まで争うことになれば、まだ時間がかかる可能性が高い。

 旧・統一教会の問題については、当社でもたびたび報道を行ってきた。下記ページから過去記事を確認することができる。

世界平和統一家庭連合

【寺村朋輝】

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