【読者投稿】福岡空港についての過去の議論は十分だったか?

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 NetIB-NEWSでは、読者のご意見を積極的に紹介し、議論の場を提供していきたい。
 今回は、「【提言】福岡空港と北九州空港の連携以外に方策はない」についての読者のご意見を紹介する。

意見1

 第二滑走路の増設に決定するまでに、宗像沖への福岡空港の移転、福岡空港と北九州空港を列車でつなぐ案など九州財界で数年にわたって話し合われた様ですが、一般市民でも想像できるさまざまな問題とすぐそこにある空港という超便利さを鑑みたとき、この案に決定したと理解しています。

意見2

 以前、玄関沖に海上空港の建設案があり、九州経済連合会を含めた産官学民は積極的かつ前向きに検討した。この案は15~20年前のことである。しかしながら、この案はいつしか消滅した。結局、便利な既成空港から脱皮することができず、今日に至ったのである。

 これは経済連合会等の将来的な、世界を俯瞰する能力の欠落ではなかったか。眼の前の便利な空港に眼を奪われたかたちだが、便利な空港は半面、危険な過密空港であり、この狭い空港敷地内に2本目の滑走路を建設した。

 近い将来、過密空港である福岡空港は事故が起きるだろう。過密都市空港であり、地域住民は騒音振動に悩まされ続ける。まさに、危険をはらむ過密空港は、事故の不安を抱えながら離陸した。その責任は、問題を先送りした関係者に重大な責務を負うことだろう。

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