福岡・柳川市長選、元市総務部長・松永氏が当選

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福岡・柳川市長選、元市総務部長・松永氏が当選    任期満了にともなう柳川市長選は13日投開票され、元市総務部長・松永久氏が、元経済産業省職員・持木浩徳氏と元日本経済新聞記者の松藤政司氏を破り、初めての当選をはたした。

 投票率は46.13%で、前回21年の市長選の46.43%より0.3ポイント下回った。当日有権者数は5万1,277人。

 今回、新人3人による三つ巴の戦いで、人口減少対策や観光関連の事業整備、教育・子育て環境の充実などが争点となった。

 松永氏は県立伝習館高校を卒業後、福岡大学を経て、柳川市役所に入庁。下水道課長や産業経済部長などを歴任。昨年9月、市役所を退職し立候補を表明した。

 選挙戦では「子育てに優しいまちづくり」や「災害対策」として大雨に備え掘割などの水を事前排水する「先行排水」を市職員として推進した実績を訴えた。現職の金子健次氏が応援に入ったことや農政連や商工連盟など多くの組織・団体の推薦を受けたことにより優位に選挙戦を展開した。

 一方、持木氏と松藤氏は「継続か改革か」など市政の刷新を訴えたが、選挙戦での出遅れもあり及ばなかった。

<投票結果>
当選 松永久  無所属・新人 11,931票
   持木浩徳 無所属・新人   6,696票
   松藤政司 無所属・新人   4,791票

【近藤将勝】

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