「じゃぱんみらいキッズプロジェクト 出張こども大工」6月18日、熊本県で初開催

大英産業(株)

子どもたちに ものづくり体験を

出張こども大工の様子(大英産業リリースより)
出張こども大工の様子(大英産業リリースより)

    北九州市を代表する総合不動産会社の大英産業(株)(北九州市八幡西区、一ノ瀬謙二代表)では、大工体験を通じて子どもたちにものづくりの楽しさや、SDGsについて学ぶ機会を提供する「じゃぱんみらいキッズプロジェクト 出張こども大工」を継続的に開催している。

 出張こども大工は地元北九州市を中心に、福岡県下で開催を続けてきたが、今年6月18日(水)、熊本市のマリア幼稚園での開催が決定。熊本での開催は今回が初となる。これまで北九州市を中心に30園で開催し、延べ3,300名以上の子どもたちが椅子やサステナハウス(端材遊具)などの制作を楽しんできた。

 材料になっているのは、新築一戸建の建築現場で発生する住宅端材で、これを福祉事業所で木工キットへと加工・制作したものを使用しているため、これまでに建築木材の廃棄量を1万3,700kg削減することに成功しているほか、福祉事業所の工賃15.7%向上といった成果にもつながっている。また、子どもたちにものづくりを教える高い技術をもつベテラン大工にとっても、世代間交流が促進されることによる、働きがいの創出が期待される。

 熊本市内の福祉事業所や地元企業との新たな協働体制のもと開催されることになった、熊本初の出張こども大工。子どもたちが自分の手で何かをつくると喜びと、サイクルアップ(資源をリサイクルやリユースするだけでなく、その資源に新たな付加価値を与え、より価値の高い製品へと再生させる取り組み)を体感できる機会として、熊本でもこの取り組みが広がることを期待したい。

【代源太朗】


<INFORMATION>
じゃぱんみらいキッズプロジェクト 出張こども大工

〔日程〕
2025年6月18日(水)
(第1部)午前10時15分~午前11時45分
(第2部)午前12時~午後1時30分
※25名×2クラスのため2部制で実施。
 第1部と第2部の内容は同じ。
〔場所〕
(学)マリア学園マリア幼稚園
マリア幼愛園
〔対象〕
年長クラスの園児合計50名
〔主催〕
大英産業(株)
〔協力〕
NPO法人ふぁんらいふワークサポートMint(就労継続支援B型事業所)
〔協賛〕
中山資材、ルネサンス、ウイング、ランベックスジャパン、優渾、くまもとSDGsミライパーク(肥後銀行)

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