12月8日、国土交通省は、訪日クルーズ旅客数が100万人を達成し、記念式典を開催したと発表した。100万人目の旅客が博多港に寄港するクルーズ船に乗っていたことから、記念式典は博多港中央ふ頭クルーズセンター内で行われた。
国土交通省によると、クルーズ船で入国した外国人旅客数は、2013年に17万人、14年に42万人と推移しており、今年100万人を超えた。国土交通省は、1年間にクルーズ船で入国する外国人観光客数を、20年に100万人に到達する目標を立てていたが、予定より大幅に早く達成することができた。
国土交通省の報道・広報担当の話によると、今年寄港したクルーズ船のうちおよそ半数が博多港に入港しているという。博多港には、今年約260隻のクルーズ船が寄港しており、今年最も寄港数が多い港になる可能性が高いとしている。今年は中国からのクルーズ船が増加し、特に九州に寄港する船が圧倒的に増えたという。また、クルーズ船が寄港する季節は、コースに日本が含まれる夏が多いとし、今年は夏と冬の両方で寄港数が伸びたという。
【川元浩明】
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