破産手続開始決定
負債総額44億7,000万円
ネオクリティケア製薬(株)は9月5日に東京地裁へ準自己破産を申請し、同日、同地裁から破産手続開始決定を受けた。
破産管財人は横山兼太郎弁護士(西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、東京都千代田区大手町1-1-2、電話03-6250-6200)。
同社は1941年創業、47年9月に法人改組。医薬品製剤メーカーとして輸液・注射剤の血液代用剤や糖類剤、ビタミン剤などを扱う。2005年の改正薬事法施行後は大手製薬メーカーからの受託製造を拡大し、オリジナル製剤の販路も拡大していた。18年3月期には売上高約64億円を計上。その後、経営体制の変遷により商号変更を繰り返し、19年からはUAEに本社を置くneopharma LLC傘下の完全子会社となっていた。
しかし、20年7月に製造工程における環境モニタリング不備が判明。製品の自主回収と3カ月の製造ライン停止を余儀なくされ、その後、収益が悪化。21年3月期は売上高約43億円に対し最終損失約22億円を計上するなどした。その後も、大きな赤字を散発するなどして資金繰りに窮し、事業継続を断念した。
負債総額は約44億7,000万円。
業種 | 医薬品製剤製造 |
---|---|
企業名称 | ネオクリティケア製薬(株) |
所在地 | 神奈川県厚木市旭町4-18-29 |
設立 | 1947年9月 |
資本金 | 1億円 |
法人名
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