門司税関が22日に発表した9月の九州経済圏(九州・沖縄・山口)の貿易統計速報によると、輸出は1兆864億円(前年同月比0.7%減)、輸入は7,907億円(5.7%減)でいずれも2カ月ぶりのマイナスとなった。差引2,956億円の貿易黒字で、8カ月連続の黒字。9月としては過去最大となった。
輸出では、半導体等電子部品が2,021億円(同12.1%増)と伸びたが、最大品目の自動車が2,893億円(10.7%減)と大きく減少したことが響いた。米国向けが357億円(同59.9%減)と半分以下に減少したためで、自動車輸出のマイナスは6カ月連続。
輸入も半導体等電子部品が540億円(同13.6%増)。最も減少額が大きかったのは石炭の708億円(同24.0%減)。
【茅野雅弘】
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