韓国パチンコ狂御一行様、福岡1番人気店はプラザ?
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「爆買い」ならぬ「爆打ち」
2006年に韓国で「メダルチギ」と呼ばれていた、日本のパチンコ台を再利用したギャンブルが禁止されて以来、日本にパチンコを打ちに来る韓国人が増えている。「禁止になるまでは、日本のパチンコ店に韓国での出店を募るなど、積極的なアプローチが行われていた」と、パチンコ業界関係者は語る。
韓国でパチンコが流行りだしたのは2000年頃と言われているが、わずか6年でファンがかなり増えているようだ。韓国人旅行者をメインターゲットとするゲストハウスを経営する韓国人経営者は、「1週間ほど滞在して、朝から晩までパチンコを打っている宿泊者がほとんど」と語る。ゲストハウスの場所がパチンコ店のすぐ近くということで大繁盛しているようだ。
前出の業界関係者は、「福岡市で1番人気があるのは『プラザ』だろう。とくにホテルを備えた博多店や空港近くの本店は、(韓国人客が)かなり多い」と語る。若者のパチンコ離れが、業界に深刻な影を落としていることをふまえると、韓国人のパチンコファンを取り込むことはプラザグループの強みになるように思える。韓国語が話せるスタッフを積極的に採用するなど、同グループも韓国人への対応に力を入れている。
しかし、韓国人による集客増は、単純に喜べる話ではなさそうだ。韓国でパチンコが禁止になった理由の1つは、パチンコが原因で多額の借金を作り、自殺者が続出したことと言われている。福岡市のパチンコ店でも、「店のスタッフに韓国の某有名企業の名刺を見せ、『帰国後に必ず返すから3万円を貸してくれ』と頼んだ韓国人客もいた」(業界関係者)という話がある。さすがに、行き過ぎたケースだと思えるが、一方で、所持していた日本円を使い果たし、ウォンの両替をパチンコ店に求める韓国人客は少なくはないとのこと。熱くなる気質が災いし、大負けから何らかのトラブルに発展する危険性は決して低くはないだろう。
【本郷 健太朗】
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