昭和鉄工、26年3月期中間決算は減収と営業減益、通期は増収も減益予想
2025年11月10日 15:40
7日、昭和鉄工(株)(本社:福岡市糟屋郡宇美町、日野宏昭代表)は2026年3月期第2四半期(中間期)の連結決算を発表した。それによると、売上高は63億2,100万円(前年同期比0.5%減)、営業利益は3億3,000万円(同17.2%減)、経常利益は4億6,800万円(同4.2%増)、四半期純利益は3億800万円(同13.4%増)で、減収と営業段階まで減益ながら最終利益は増益となった。
決算要因としては、空調機器を中心とする機器装置事業でエアハンドリングユニットが建設需要の拡大により伸長した一方、サーモデバイス機器では高利益率の小口案件が減少したことが響いた。その結果、同事業の売上高は34億6,500万円(同1.4%増)、営業利益は2億200万円(同16.2%減)となった。素形材加工事業では、景観製品における前期繰越工事の好調などにより増収となり、売上高は8億3,700万円(同16.9%増)、営業損失は3,900万円(前年同期は1億500万円の損失)に縮小した。サービスエンジニアリング事業は、前期に発生した大口設備工事案件の反動減により減収となり、売上高は20億1,800万円(同9.1%減)、営業利益は1億6,800万円(同36.3%減)を計上した。
通期(26年3月期)の業績予想については、売上高152億円(同5.4%増)、営業利益9億8,000万円(同18.7%減)、経常利益11億円(同18.0%減)、当期純利益7億5,000万円(同28.4%減)で、増収減益を見込んでいる。
【寺村朋輝】
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