福岡市特別職報酬等審議会(会長・小川浩昭西南学院大学教授)は9日、来年度の市長・副市長の給与と市議の月額報酬について、「次年度においても、議員報酬などをめぐる諸事情を総合的に勘案すると、引き続き据え置くのが適当である」とした。福岡市では31年間連続の据え置きとなる。
市長の給与は130万円、副市長は104万円、市議会議長106万円、副議長97万円、議員88万円。1994年4月の改定以降、変更されていない。
地方自治体の特別職および議員の給与・報酬は、各自治体の条例に基づいて議会で議決される。福岡市では「市特別職職員の給与に関する条例」が定められている。
福岡市の付属機関である特別職報酬等審議会は、経済団体代表や学識者など10人の委員で構成され、民間企業の賃金動向やほかの政令市との均衡、一般職員とのバランスなどを考慮して答申が行われる。なお、審議会は毎年12月に行われている。
【近藤将勝】
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